【住宅ローン】繰り上げ返済の仕組みとメリット 2つの返済法シミュレーション
マネーの達人様にコラムを掲載させていただきました。
住宅ローンの繰り上げ返済による軽減効果額の概算は、繰り上げ返済金額×金利×ローンの残存年数となります。(正確な値の算出には複利計算が必要)このため、金利が高く・残存年数が多いほど返済総額の圧縮効果が大きくなります。
このため、住宅ローンの繰り上げ返済は世帯の状況をみて、総合的に判断する必要があります。老後生活にローン返済を残したくないといって、退職金などでまとめて返済してしまうと、病気など突発的な事態に対処するための資金が不足してしまうかもしれません。
【住宅ローン】繰り上げ返済の仕組みとメリット 2つの返済法シミュレーション
人生において、収入額は年齢とともに変化していきます。
定年退職を境に、主な収入源は老齢年金に移行します。
2020年の標準的な夫婦一世帯あたりの年金収入は平均22万円となっており、現役時代に比べて大きく減少するため、家計の支出を見直すことが必要となってきます。
参照:日本年金機構
家計の中で大きな割合を占める支出は住居費です。
年金生活に移行するまでに住宅ローンを完済し、住居費の負担を軽減させることが年金生活を送る上でのカギとなってきます。