賃貸住宅の必要費・有益費および造作買取請求 無許可で設備グレードアップは退所時に修繕費請求の恐れ

マネーの達人様にコラムを掲載させていただきました。

新年度を迎え就職や進学などで賃貸物件を利用する際、設備の修理や交換には一定のルールがあります。
入居時に備わっていた設備が故障した場合や、ウォシュレットなど不足している設備を追加した場合などは大家・借り主で費用の負担先が異なります。退去時にトラブルにならない為にも賃貸住宅の使用方法について注意しておきましょう。

賃貸住宅の必要費・有益費および造作買取請求 無許可で設備グレードアップは退所時に修繕費請求の恐れ

賃貸住宅に居住し続けている場合、設備が故障したり性能が不足してくる場合があります。

持家であれば自身の判断で修理や設備のグレードアップといった判断を行えます。

しかし他人の所有物である賃貸住宅の場合、入居者が費用を負担して修理や更新を行ってしまっても良いのでしょうか。

またその場合の費用は誰が負担するのでしょうか。

今回は賃貸住宅の設備の劣化に伴う費用負担の取り決めである必要費と有益費および造作買取請求について解説していきます。

FPオフィスConserve&Investment